おはようございます、広報担当の森下です。
今日はちょっと僕の個人的に嬉しかったお話を。
昨日デイサービスの利用者の方から千羽鶴を頂きまして。
で、この方は僕が持っている病気のうちのひとつが全く同じで、良くお互いに苦労話をしているんです。
なんと飲んでいる薬もほとんど同じなんですよね。
なので
とか
・あの薬はムーンフェイスになるからお互いマスクが外せませんよね
とか
・朝や雨の日は身体がこわばってきつよですよね~
歳はかなり離れている僕たちですが、同じ病気になって共感しあうことで話をしたり顔を見るだけでもなんだかすごく安心できる気がします。
少なくとも僕にとってこの方はそういった存在です。
そんなこちらの方が作って下さった千羽鶴。
作っている途中に何羽もの鶴がほつれて取れたりしたらしいのですが、それは渡す人の苦しみを鶴が包み込んで旅立っていくから良い事なのだよと言っていました。
今回の場合は渡す人…つまり僕の病気の苦しみを鶴が包み込んで旅立ったということになるそうで。
なんかとても嬉しくなりましたね。
これは僕の仕事スペースに飾っておかないと!
写真を見ると分かりますが、鶴と鶴の間に小さく切ったストローを付けて、その中に糸を通して壊れにくくしているんです。
鶴の大きさは元は5センチの折り紙だったとのことでかなり小さくて細かい…
いやぁ、本当に嬉しいな。
ちょいと最近次々と病気が発覚して検査の日々だったので疲れ気味の僕でしたが、なんだかもう少しだけ頑張れそうな気がしてきました。
実はですね、こうやって利用者や入所者の方に励まされたり支えられることの多い僕なのですが。
10数年ほど前にも違うケースではありますが、助けられたことがあるんです。
あの時はスタッフにも助けられたかな?
僕には重度の障がいをもった弟がいるのですが、人前でそれを明かすことは僕自身が30歳を超えるまでは殆どありませんでした。
しかし、そのきっかけを作ってくれたのが当時の利用者の方とスタッフだったんですね。
…この話は長くなるのでまた他の機会に書くとしますが、今でも忘れることのない良い思い出です。
さて、それでは今日はここまでです。読んで頂きありがとうございました。
千羽鶴にお祈りをして、今日も頑張ろうと思います!