ロビン・ウィリアムズ

コラム カミムラ

8/19(火)

お盆休みが終わりました。もうすぐ夏も終わりますね。

 

どのように過ごされたでしょうか?

僕はお休みの間に「パッチ・アダムス」という映画を見ました。

 

学生時代に出会った映画で、かれこれ5,6回は見てます(笑)

 

この映画は実話を基に映画化されているのですが、いつも僕の気持ちを初心に戻してくれる作品です。

 

主人公のパッチは自殺願望があって、精神科に任意入院することから物語は始まります。

その入院がきっかけで医者になる目標(希望)と出会います。

この物語の中では、対人援助(人と向き合う)に必要な要素がたくさん盛り込まれています。

 

 

「生を延ばすことより、生を高める事の大切さ」 「人の問題だけをみるのではなく、人を見ろ、目に見える事だけを信じるな」「患者を病名で呼ぶのではなく、名前で呼ぶことの大切さ」など

 

その中でも、名シーンは物語の最初に「この指は何本だ?」というところだと思います。(個人的にはNO1のシーンですね)

 

このシーンは、目に見えるものだけが全てじゃない!!というメッセージを強く感じます。

物事にはいろいろな見方があり、それを多角的な視点からみることの大切さと、答えは決して一つではない。

自分の価値観や経験則からなる常識に当てはめるようなことはしてはいけない!!と言われているような気になります。

 

また、この映画では「死」についても考えさせられます。

「死」から目を背けるよりも、「質の高い死」を迎えることの大切さを学ぶことができる内容です。

何より実話が基になりパッチ・アダムスが実在するという点が感動を与えるのだと思います。

(僕が養成校の先生なら、授業にこの映画を必ず取り入れます!)

 

是非、時間のある方は一度見てみてください。

(先日亡くなった、名俳優ロビンに、ご冥福を祈ります。)

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