影響力と統率力

コラム カミムラ

平成27年9月5日

今週の気になるニュース第1位は東京オリンピックのエンブレムの問題でした。

この問題で多大な損失が出た組織もあるのでしょうが、田舎の施設には関係ありません(笑)

 

個人的には、〇〇組の抗争の方が心配です。抗争での危険地域は東京だとニュースで言っていましたが、
来週から東京研修に行く私はとても心配です。

で、何しに東京研修に行くかというと・・・・・

 

築地にお寿司を食べに・・・いや、認知症について勉強しに行きます。

その研修内容は、認知症についての専門知識があることを前提に、
どのように認知症に関わる人達(地域住民、専門職等)の育成手段や地域づくりが主になると思われます。

当園においても、認知症ケアの専門性を向上するために研修等を開催しています。

 

しかし、それだけで専門性の向上が上がっているかというと・・・???? です。
そもそも、何を基準に専門性が向上しているって言ってんの?という疑問があります。

まっ、いくつか専門性の向上を評価をするための基準(ものさし)は考えつくのですが、
それらを本当に基準としていいのか、まだ自信が持てない(根拠にするには弱い)気がするので
今は具体的に書けません。そんな点も勉強してきたいと思います。

 

また、認知症ケアを実践する為には介護現場にリーダーが必要不可欠になります。

ここでいうリーダーとは、認知症介護を勉強してきた人やOJTができる職員をいいます。
そして、そのリーダーに必要な要素が影響力と統率力です。

リーダーは、周りを巻き込む力が大切です。認知症ケアはチームで実践することが前提ですが、
6人のチームの中で一人でも、同じ行動を繰り返す認知症の方に対して、
「何度も(さっきも)、言いましたよ」や「もーご飯は食べ終りましたよ」等の声かけをする職員がいれば、
他の5人がいくらすばらしいケアを提供していても認知症ケアを実践しているとはいえません。

 

そして、統率力や影響力には「ビジョン」が必要になります。
リーダーとして、どのような認知所ケアを実践したいのか、その結果どうなるのか、を他の職員と
共有していくことが大切になってきます。
(リーダーに認知症の基礎知識があるのは前提で)

さいわい、当園にはリーダーとなる職員がたくさんいるので、後はどのように背中を押していってあげれるかが課題です。

 

【さて、質問】
そもそも、認知症ケアってなに?

パッと、わかりやすく後輩に説明することが出来た方は既にリーダーとして認知症ケアを引率されているのでしょう。

(東京グルメに詳しい方、安くておいしい情報まってます。)