お泊りデイの指針!!

コラム カミムラ

5月7日 (木)

GW期間中、たくさんのご家族が面会に当園に来られていました。

入所者の方も喜ばれていました。家族の顔を見るとホッとされるのだと思います。

 

さて先日、厚生労働省からお泊りデイの指針とやらが出されました。

具体的な基準を要約すると、

  • 利用者の定員はデイサービスの定員の半分かつ9人以下
  •  宿泊室の床面積は利用者1人あたり7.43㎡
  • カーテンなどで仕切るだけでなく、プライバシーがしっかり守られる環境をつくる

このほか、やむを得ないケースに限った短期的な受け入れを原則とすることや、ケアマネジャーなどと連携して「宿泊サービス計画」をつくること、夜勤の職員を必ず1人以上配置 などなど。

 

とのことでした。また、お泊りデイを実施する場合は届出が必要となるらしく、ケアマネもお泊りデイを活用する場合は介護保険サービス外として計画に反映させることとなっています。
(解釈が間違っていれば、ごめんなさい(._.))

もし、デイサービスがお泊りデイを行うようになれば、ショートステイのサービス利用者は減ってくること間違いなしです。
(必要とされなくなってくるのでは?という危機感もあります。)

 

なぜなら、
日頃行き慣れているデイサービスの方がサービスの質も高いからです。
持っている利用者の方に関する最新の情報量が違いますから。

また、お泊りデイの基準には「原則、やむ得ないケースに限った短期的な受け入れ」となっていますが、利用者自身が他のサービスを拒絶した場合は、やむ得ないケースに該当することになると思います。

 

サービスの幅が増えるという点では大変喜ばしい事ですが、お泊りデイ事業をする事業所は適切な運営を心がけて頂きたいと個人的には思います。

同時に当園ショートステイは、より専門的な対応とアクティビテーの充実を図らないといけません。

その為に必要な事として、(無意識の中にある)「個人」より「集団生活」優先の考え方の意識改革が必要です。

 

ショートステイを利用することで、家族も利用者も精神的な安定ができるような支援ができるように取り組んでいかなければいけません。

例えば、僕がショートステイを利用しなければいけない状態になった時、 (50年後。きっと、大変(笑))

きっと拒否するでしょう。  絶対行かないと言うでしょう。

 

そんな時、「サッカー観戦しませんか?」と声をかけてみてほしい。

少しだけ、「行ってみようかな・・・」という気持ちになるかもしれません。

そして、うまくショートステイに行くことができればサッカー中継を見せてください。録画でも構いません。
(できればWOWOWでの中継が嬉しいかも・・・、いつも録画ばかりでは、きっと怒り出します(笑))

それを繰り返すと、ショートステイが僕にとって【行ってもいい場所】に変わっていくかもしれんせん。

 

あとは、職員が忙しい時間はサッカーを見せていて下さい。僕にとっては最高なアクティブな時間になっているかもしれません。

 

(観戦後は、興奮して走り出すかもしれませんので転倒、要注意です!

サッカーボールを見せないで(~_~;))

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